こんにちわ!さいともと申します。
音楽好きのはしくれとしていい音で聴く最高のワイヤレスヘッドホンを手に入れました!
そのSONY WH-1000XM5を使用してみて、さっそくではありますが良かった点を箇条書き形式にしてみました!
- ヘッドホンの質感がすばらしい
- デザインがシンプルすぎてかっこいい
- 操作がしやすくて覚えやすい
- 電源入れてからのBluetooth接続が早い
- 重さに安っぽさがない
- ノイキャンが十分なほどちょうどいいし効いてる
- 外音取り込みと手を当てて音を小さくしてくれる機能の使い勝手が実用的
- 万人受けする音の良さ
- 所有感が満たされる
お値段的にもきついところではありますが、音楽大好きガジェットレビュアーのはしくれとして少しでもわかりやすくて詳しい内容をお伝えしたく、今回もちろん自腹で購入!忖度なくレビューさせていただきます。
ゼンハイザーVSソニー 徹底比較
WH-1000XM5のデザイン・雰囲気・仕様について
前作WH-1000XM4からの進化したポイント
WH-1000XM5の音漏れはどの程度か?
前作のWH-1000XM4の評価がとにかく高かったので実は新作の発表がなかったら、Amazonセール次第で購入しようかと思っていた矢先だったので思い切って購入しました。
グランドピアノの演奏を聴いていて、どの方向からどの角度から、そしてどんなマイクを使用して録音されてるのか考えさせてくれる、音の厚さとバランスを感じながらも考えさせられてしまうサウンドです。
音楽ライフに妥協のない方
現在お持ちのヘッドホンに不満をお持ちの方
通勤通学でも抵抗なく使用できる方
しっかりした装着のイヤホンが苦手だけど音楽鑑賞は大好きな方
ところで残念なところはあったのかしら?
お値段が高い!
コンパクトに折り畳めない
防水防塵規格がない
お値段としてはワイヤレスヘッドホンの最高級品なのでいたしかたないところではありまけどね!
詳しくみていきます。
WH-1000XM5の外観 デザイン 開封 付属品
箱
SONYは配慮による紙仕様の箱になっております。
表紙をとったところと保証書
表紙を取った箱
開封
箱を開けるとところ狭しとキャリングケースが現れます。
説明書類
高価なガジェットなのでぜひサポート登録など注意書きにも目を通しておきましょう。
キャリングケース
キャリングケース開封
開封してヘッドホンを目の当たりにしたときのマット感は目を見張るものがありました。
高級ヘッドホンすごい!
キャリングケース付属品
USBケーブル・接続ケーブル
ヘッドホン本体
ヘッドホン本体いろんな角度から
雑談になってしまいますが、この質感は何かに似てると思いなかなか答えが出なかったのですが、バットマンに似てると感じました。
ダークナイト!
操作部分
重さ
装着
ヘアスタイル用のマネキンヘッドによる装着になります。
ちなみに頭は小さめです。
WH-1000XM5の仕様 前作WH-1000XM4と仕様比較
比較しやすいようにSONY公式から引用させていただきました。
仕様 | WH-1000XM5 | WH-1000XM4 |
---|---|---|
型式 | 密閉, ダイナミック | 密閉, ダイナミック |
ドライバーユニット | 30mm | 40mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用) |
感度 | 102 dB/mW(有線接続時、POWER ON時) 100 dB/mW(有線接続時、POWER OFF時) | 105dB/mW(有線接続、POWER ON時 1kHzにて)、101dB/mW(有線接続、POWER OFF時 1kHzにて) |
マグネット | ネオジウム | ネオジウム |
再生周波数帯域 | 4 Hz – 40,000 Hz(JEITA) | 4 Hz – 40,000 Hz (JEITA) |
インピーダンス | 48 Ω(1 kHzにて)(有線接続時、POWER ON時) 16 Ω(1 kHzにて)(有線接続時、POWER OFF時) | 40Ω (有線接続、POWER ON時 1 kHzにて)、16Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて) |
コード長 | 約1.2m | 約1.2m、OFC線、金メッキステレオミニプラグ(ヘッドホンケーブル) |
コードタイプ | 片出し(着脱式) | 片出し(着脱式) |
入力プラグ | 金メッキL型ステレオミニプラグ | 金メッキL型ステレオミニプラグ |
質量 | 約 250g | 約 254g |
電源 | DC3.8V : 内蔵充電式リチウムイオン電池 | DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池 |
充電時間 | 約3.5時間 | 約3時間(フル充電) (1.5AのACアダプター使用時) |
充電方法 | USB充電 | USB充電 |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大30時間(NC ON時)、最大40時間(NC OFF時) | 最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時) |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大24時間(NC ON時)、最大32時間(NC OFF時) | 最大24時間(NC ON時)、最大30時間(NC OFF時) |
音声入力端子 | ステレオミニジャック | ステレオミニジャック |
マイクロホン部 型式 | MEMS | MEMS |
マイクロホン部 指向特性 | 全指向性 | 全指向性 |
通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.5.2 | Bluetooth標準規格 Ver.5.0 |
出力 | Bluetooth標準規格 Power Class 1 | Bluetooth標準規格 Power Class1 |
最大通信距離 | 10m | 見通し距離 約10m |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) | 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP | A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、 AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)、 HFP(Hands-free Profile)、 HSP(Headset Profile) |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC | SBC, AAC, LDAC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T | SCMS-T方式 |
伝送帯域(A2DP) | 20Hz-20,000Hz(44.1kHz sampling) 20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHz sampling 990kbps) | 20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) / 20Hz – 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps 時) |
Amazonで調べる | Amazonで調べる |
こうしてみると前作のWH-1000XM4もスペックとしてすばらしいのがうかがえます。ドライバーユニットが30mmと小さくなったのははたしてどうなのかという懸念がありますが、WH-1000XM4をお店で試聴した感想になりますが、大きな違和感は全くありませんでした。
では具体的にレベルアップしたところをピックアップしたいと思います。
前作WH-1000XM4からの進化したポイント
進化したポイントはなんといってもSONYのもてる技術が結晶してることです。
公式から進化ポイントをみていきます。
専用設計30mmドライバーユニットとWalkman(R)技術の活用が織りなす比類なき高音質
専用設計30mmドライバ-ユニット
ソニー独自開発の技術により比類なき高音質を実現。
SONY 公式ページ
柔らかいエッジ部と軽量で高剛性なドーム部を両立したカーボンファイバーコンポジット素材を使用した専用設計30mmドライバーユニットを搭載し、低音域から高音域までの再現性を高め、より自然で伸びのある音質を実現しています。
Walkman(R)技術の活用
Walkman(R)で培った高音質化技術をヘッドホンに最適化、S/N感の向上による微細音の再現、広がりや定位感の向上を実現。
SONY公式ページ
AIで進化した高精度ボイスピックアップテクノロジーによる業界最高クラス通話品質
左右4つのマイクを用いたビームフォーミング技術とAIにより、騒音下でも正確かつクリアな通話品質を実現
S/N感の向上により騒音下でも左右4つずつのマイクがあなたの声だけを確実に捉えます。
AIによる機械学習アルゴリズムで実現されたノイズリダクションシステム
SONY 公式より
5億サンプルを超えるAIの機械学習で構成された装着者の声とそれ以外の環境ノイズを分離するアルゴリズムによって周囲の環境ノイズを抑え、騒がしい場所でもあなたの声をクリアに抽出します。
SONY 公式より
長時間身に着けても疲れにくい快適な装着性
快適性と安定性を実現した「ソフトフィットレザー」
通常の合皮に比べて、柔らかく装着時の安定性に優れたソフトフィットレザーを採用。頭部の形状に柔軟に追従することで締め付け感は少ないながらも、高い遮音性能と快適な装着性能を実現。
SONY 公式より
刷新されたデザイン
本体デザインを刷新。デバイスを極限まで凝縮し無駄をそぎ落としてできたジオメトリックなハウジングデザインに加え、無段階スライダーを採用したヘッドバンドや、ハウジングのフィッティング調整機構の内臓化により、装着時のデザイン性も高めています。ハウジングとヘッドバンドすべてをマットで高品位のあるフィニッシュにすることでノイズレスな世界観を表現しています。
SONY公式より
便利なBluetooth機能
2台の機器に同時接続できるマルチポイント機能
2台の機器と同時接続し、それぞれで通話も音楽も受信できる新しいマルチポイント接続に対応。例えばスマートフォンで音楽を聴いた後、停止し、PCで音楽再生を始めるだけで再生機器を切り替えられます。スマートフォンが電話を着信した際には自動でスマートフォンの通話に切り替わり、そのままハンズフリー通話をすることも可能。2台の機器でヘッドホンを使う場面で接続の切り替えがいらず、快適にご使用いただけます。
SONY公式より
マルチペアリング
8台までの機器とペアリングできるマルチペアリングに対応。よく使う機器と一度ペアリングしておけば、2回目からのBluetooth接続がかんたんになります。
SONY公式より
特長に関して一部を紹介させていただきましたが、SONY公式ページにおいてまだまだ数多くのポイントが網羅されています。
WH-1000XM5 vs MOMENTUM Wireless M3AEBTXL
なぜ2019年9月発売のMOMENTUM Wireless M3AEBTXLと比較するのかというと、そろそろ4が販売されるのでは?という懸念からです。先んじて比較しておくのもありかと思い比較対象にさせていただきました。
さらにはいまだに評価が高く売れ続けてるという観点もあります。
ちょっと比較するのはどうかと思いましたが、納得です♪
表にして10段階で評価させていただきました。
評価 | WH-1000XM5 | MOMENTUM Wireless M3AEBTXL |
---|---|---|
ノイキャン | 9 | 7 |
外音取り込み | 10 | 8 |
低音 | 8 | 8 |
中音 | 8 | 8 |
高音 | 8 | 8 |
解像度 | 8 | 8 |
バランス | 8 | 8 |
高音質 | 9 | 8 |
デザイン | 10 | 10 |
音質 | 9 | 9 |
機能性 | 10 | 8 |
つけ心地(側圧) | 9 | 8 |
気軽さ | 10 | 8 |
重さ | 8 | 7 |
総合評価 | 10 | 9 |
あくまで参考程度に見ていただきたいのですが、補足としてはスペック的に3年近くの時間差があるのでここでは比較を控えました。
単純な印象としての評価にさせていただきました。
デザインはどちらもそれぞれの良さがありますし、折りたためる良さと折りたためなくていい気軽さがあります。
また両メーカーが追求した音質も興味深さがあって甲乙はつけられないですね。
比較したゼンハイザーヘッドホンの記事
最大のライバルゼンハイザーのMOMENTUM 4 Wirelessと徹底比較した記事
WH-1000XM5のノイズキャンセリングと外音取り込み
使用した印象としてはノイズキャンセリングも外音取り込みも自然さをコンセプトにチューニングされている印象でした。
ノイズキャンセリングは完全耳栓状態を目指してる感じではなく、人間の気になる音をカットしてる印象。上記のように気になりやすい中高域の騒音カットの向上が記されています。
圧迫感がないんですよね!
一方で外音取り込み機能はマイクで拾って音を単純に取り込んでいるのではなく、外音をうまくチューニングして自然な外音を感じることができます。
これマジでレベル高くてヘッドホンつけっぱなしにできます!
そうなると逆に耳が蒸れちゃうかも
WH-1000XM5のペアリング・アプリ・操作方法
WH-1000XM5ペアリング方法
ペアリングはとっても簡単♪
まずデバイス側のBluetoothをオンの状態にします。
WH-1000XM5の電源をオンにすると青く点滅してペアリングが開始されます。
「WH-1000XM5」とデバイス側で表記されるのでこれをタップ
「接続済み」となれば完了になります。
WH-1000XM5アプリについて
ステータス
アダプティブサウンドコントロール
場所や行動で自動的に設定を変えてくれる機能になります。
接続中の機器や聴いてる曲目を見たり、音量を調整したりできます。
サウンド
イコライザー設定や360 Reality Audio設定、Bluetooth接続品質、DSEE Extremeの選択ができます。
システム
自動電源オンオフ ヘッドホンをはずすと音楽を一時停止 通知オンと音声ガイダンスのオンオフ
ソフトウェアの自動ダウンロードの各種選択 設定の初期化
サービス
Spotifyとの連携が可能になります。
※この設定をオンにしたらコーデックのLDACが使えなくなりました。サービスをオフにして初期化したらLDACが使用できましたが、そういった仕様なのか調べてもわからなかったので一応の記載とさせていただきます。
WH-1000XM5操作方法
ワイヤレスイヤホンのようにピンポイントでの操作ではなく大きな面積で操作できるのでやりやすく覚えてしまえば楽に簡単に操作が可能になります。
また、捜査のチュートリアルに関してはアプリを見ていただくとこれもわかりやすいかと思います。
アプリ「Headphones Connect」画面の右上の赤丸部分をタップします。
「WH-1000XM5チュートリアル」をタップ
操作に関して詳しく載っておりとても便利!
クイックアテンションモード
パッと音を小さくしたい時、周囲の音を聞きたい時など、右耳のパッドに手を置くと音量が小さくなります。
めっちゃ便利♪
WH-1000XM5の音質とマイク音声と音漏れに関して
iPhoneで聴いてみた
コーデックにLDACがあることからも同じSONYのXperiaやGALAXYなどのAndroidスマホの方が推奨性は高いですし、ハイレゾ級の音源が聴けないということにもなるのですが、日本の約半分はiPhoneを持っているということもあり、音質面の率直な感想を申し上げます。
共通して言えることは装飾感のない真っ直ぐな音質
イコライザーなどいじれる方には逆にうまくはまる音質なのではというのが第1印象になります。
ノイキャンにしても外音取り込みにしても音質にしてもやりすぎてない感が徹底されてる印象でこれはこれでチューニングが難しいのでは?とまたワイヤレスヘッドホンはイヤホンにも言えることですが、新たな局面を迎えるそんな気分すら感じさせてくれた音質でした。
イヤホンにはないヘッドホンならではの音の厚みは圧巻でした。
マイク音声 騒音ありなし
iPhoneのボイスレコーダーにて通話音声を録音してみました。騒音ありでも十分すぎる音質かと思います!
これはちょっとレベルが高すぎる!
参考になれば幸いです。
騒音なし
騒音あり
WH-1000XM5の音漏れ具合と比較
電車の席でとなりに聞こえる感じを想定して録音してみました。音量は多少高めにしております。
WH-1000XM5
MOMENTUM Wireless M3AEBTXL
どちらももうちょっと音量を下げればとなりには聞こえないレベルになるかと思います。
電車など人の多い公共の場では音量は控えめにしましょう!
[フリーBGM DOVA-SYNDROME / FREE BGM DOVA-SYNDROME] https://dova-s.jp/
[楽曲詳細情報・フリー(mp3)ダウンロード / information & free(mp3) download] https://dova-s.jp/bgm/play13002.html
[作曲者情報 / Composer] https://dova-s.jp/_contents/author/pr...
[音楽素材ライセンス / License] https://dova-s.jp/_contents/license/
WH-1000XM5のまとめとおすすめな方
WH-1000XM5残念なところ
お値段が高い!
コンパクトに折り畳めない
防水防塵規格がない
おおむね欠点のないようなヘッドホンになりますが、個人的な補足となると他のガチヘッドホンやガチイヤホンと比較すると少々音の広がり感がなかった印象になります。
しかしながらLDACでハイレゾ品質で聴くとまた違った印象になります。
WH-1000XM5のいいところとおすすめな方
いいところを箇条書き形式にしました!
- ヘッドホンの質感がすばらしい
- デザインがシンプルすぎてかっこいい
- 操作がしやすくて覚えやすい
- 電源入れてからのBluetooth接続が早い
- 重さに安っぽさがない
- ノイキャンが十分なほどちょうどいいし効いてる
- 外音取り込みと手を当てて音を小さくしてくれる機能の使い勝手が実用的
- 万人受けする音の良さ
- 所有感が満たされる
いかがだったでしょうか?
持った時の感触の良さはほんとになんなんだ!という不思議感にさいなまれますが、これはヘッド部分の形や質感からくるものなのでしょうか?
最後におすすめな方
音楽ライフに妥協のない方
現在お持ちのヘッドホンに不満をお持ちの方
通勤通学でも抵抗なく使用できる方
しっかりした装着のイヤホンが苦手だけど音楽鑑賞は大好きな方
ライバルMOMENTUM 4 Wirelessと徹底比較!
2022年8月にゼンハイザーからのフラッグシップモデルのワイヤレスヘッドホンMOMENTUM 4 Wirelessが発売されました!
簡単なわたしの結論は
音質→MOMENTUM 4 Wireless
総合→WH-1000XM5
といったところですがほぼ差という差はないので用途やお好みになってくるかと思います。
またそんな高いヘッドホン買えないよ!
という方におすすめのワイヤレスヘッドホンも紹介レビューしていますのでよかったら見ていってください。
参考になれば幸いです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント