こんにちわ!さいともと申します。
Amazon販売ページでもユーザーレビューの評価の高さ、ガジェット系ブロガーやユーチューバーの評価も高く、プロミュージシャンも愛用してることで有名な2機種を比較してみたいと思います。
人気機種なだけありますが、Amazonなどでセール時に注目されることが多い両機種、どちらがいいのか悩む面もあるかと思います。
しっかり違いを把握して検討している方の参考になるようにする
そもそもが違う開放型と密閉型についてわかりやすく解説する
どちらも素晴らしいヘッドホンなのでメリットデメリットを含めて検討してる方の参考になるようにする
同じ有線ヘッドホンでもまったく異なるヘッドホンというのが伝わればという記事になります
音質面の10段階評価
HD 599 SE | ATH-M50x | |
---|---|---|
低音 | 8 | 10 |
中音 | 10 | 8 |
高音 | 8 | 8 |
ボーカル | 8 | 8 |
演奏(楽器) | 9 | 8 |
バランス | 9 | 8 |
音場 | 8 | 9 |
解像度 | 8 | 8 |
総合 | 9 | 9 |
ゼンハイザー HD 599 SEについて
まず音がフラットで聴き疲れのない満足な音となっています。
フラットでありながら物足りなさを感じることなくこれが開放型だな!と納得させられる装着感と音質になります。
とにかく装着がやわらかく長い時間の使用に適したヘッドホンなのではないでしょうか。
こちらはAmazonでも人気の機種でセール時は半額近く安くなることもあるのでセール時はチェックすることをおすすめします。
セール時は当ブログのレビュー記事も多く読まれます!
audio-technica ATH-M50xについて
レビュー記事にも書きましたが、装着して音楽を聴くとその迫力に耳全体で聴いている心地よさを感じます。
イヤホンやヘッドホン多数レビューさせていただいていますが唯一の音を感じることができます。
世界に展開されているaudio-technicaでありますが日本のメーカーなので誇らしくあります。
プロのミュージシャンも多数使用しています!
またAmazonのレビュー評価でも3万近くあるので評価の高さと人気の高さがうかがえます。
有線ヘッドホンでこれだけの評価はすごい!
開放型と密閉型について
Wikiからの引用になりますが、やや難しい文面となっているため、要点のみ太文字で強調しておきます。
開放型(オープンエアー)発音部分の背面が開放されているもの。振動板の裏側から発生する、180°位相反転した音波(逆相音)を無限に広い空間に拡散させて処理するタイプのものである。いわゆるスピーカーボックス(エンクロージャー)で言えば、後面開放(ダイポール)型である。外音を遮断するものは、原理的に薄い振動板1枚だけであるため、外音が良く聞こえる。一般に高音が良く伸び音がこもらない反面、低音はやや弱い。これは低音の逆相音が高音のそれと比べてよく回折するため、表側により多く回り込み、低音の正相音をより強く打ち消してしまうためである。はっきりとした強い低音を得るためには、イヤパッドなど発音部分の表裏を分ける部分の遮音性を特に高める必要がある。また、音漏れが大きいのも難点である。
密閉型(クローズド)発音部分の背面を密閉したもの。振動板の裏側から発生する逆相音を内部で減衰消滅させるタイプのものである。いわゆるスピーカーボックス(エンクロージャー)で言えば、密閉型もしくはバスレフ型である。スピーカーとは違い、ヘッドフォンでは、背面の容積(空間)を十分とすることができないことから、発音器が非力な場合、振動板の動きが制限され、低音の少ない詰まった音(こもった音)になりやすい。このことからダイナミック型では、発音器に強力なマグネットを使用する、あるいはバスレフ型として対応する。遮音性が高いため、外部の音を遮断することを重視する場合には好んで用いられる。ヘッドフォン自体の音もよく遮断することから、公共の場で利用するヘッドホンに用いられるほか、(マイクロフォンとヘッドフォンが接近するため不要なモニタ音が収音されがちな)ヴォーカル録音等のモニタにも愛用される。聴力測定用ヘッドフォンのように理想的に作れば、開放型も密閉型も「同じ音」になる。一般に言われる「音の傾向」は、意図的に作られているものである。例えばゼンハイザーの開放型ヘッドホンは低音が強調され、オーディオテクニカの密閉型ヘッドホンは高音が強調されて鳴る傾向があるが、これは各メーカーの考えの違い、すなわち各メーカーの対象としているカスタマーニーズがそれぞれ違うためであることがほとんどである。コンピュータシミュレーションがヘッドフォン設計にも取り入れられるようになって以降、音の傾向はカスタマーニーズに合わせて細かく調整されるようになっている。また、各メーカーの代表的な機種の音だけが取り上げられ、「メーカーのクセ」と思われていることが多いが、実際には、同じメーカーのものでも、機種によって音が全く違うことがほとんどで、多くの場合、実聴しないと音の傾向はわからない。また遮音性・音漏れについても密閉型だから高いとは必ずしも言えない。これはその他に例えば「半開放型」のものがあるが、分類上は密閉型とされているといったことがあるためである。
Wiki ヘッドフォンより
つまりはそんなにおおきく開放型だの密閉型だのと分類しすぎるものではないというのがうかがえます。
しかしながらこの両機種を比較するとその違いは明らかでしっかりそれぞれのヘッドホンのよさがでていることが比較してみてわかりました。
ゼンハイザー HD 599 SEとaudio-technica ATH-M50xの外観比較
ゼンハイザー HD 599 SE
audio-technica ATH-M50x
ゼンハイザー HD 599 SEとaudio-technica ATH-M50xの仕様スペック比較
HD 599 SE | ATH-M50x | |
---|---|---|
型式 | ダイナミック・開放型 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | 38 mm | φ45mm、CCAWボイスコイル |
出力音圧レベル | 106dB SPL (1kHz/1Vrms) | 99dB/mW |
再生周波数帯域 | 12 Hz ~ 38,500 Hz | 15~28,000Hz |
インピーダンス | 50 Ω | 38Ω |
質量(コード除く) | 250 g | 285g |
プラグ | 1:6.3 mm 2:3.5 mm 取外し可能 | φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ |
コード | 3.0m(左側片出し)、6.3mmステレオ標準プラグ(ストレート型)と1.2m(左側片出し)、3.5mm ステレオミニプラグ( ストレート型 )の2本付属 | OFCリッツ線1.2mカールコード(伸長時約3m) OFCリッツ線3.0mストレートコード OFCリッツ線1.2mストレートコード |
ゼンハイザー HD 599 SEとaudio-technica ATH-M50xの下位互換と上位互換紹介
人気機種なだけあって、両機種とも下位モデル上位モデルとシリーズ化されています。
ここではその一部を紹介していきたいと思います。
ゼンハイザー
こちらは通称プリンといわれておりカラー違いの同一機種になります
こちらはなかなかセール対象になりません
オーディオテクニカ
こちらは有線ではなくワイヤレスになります。もちろん有線化も可能です
ゼンハイザー HD 599 SEとaudio-technica ATH-M50xのまとめ
最後にそれぞれのメリットデメリット、おすすめな方をまとめてみたいと思います。
ゼンハイザー HD 599 SEのメリットデメリット
メリット | デメリット |
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聴き疲れがない 側圧がキツくないので長時間使用可能 開放型なので周りの音が聞こえてアクティブに使用できる 音がフラットで聴きやすい フラットな音質なのでFPSゲームにもおすすめ Amazonセールになりやすい | 音漏れが密閉型と比較するとやや大きめ 低音ゴリゴリ希望の方にはややものたりなさも |
audio-technica ATH-M50xのメリットデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
耳全体で聴ける聞き応え感がすごい 低音がしっかりしているので迫力ある音を体感できる 遮音性を感じる プロのミュージシャンも多数使用している カラー展開が豊富 ワイヤレスもある | 側圧がしっかりしているので聴き疲れは早い |
どっぷりしっかり使用したい方にはaudio-technica ATH-M50x
アクティブにスマートに使用したい方にはゼンハイザー HD 599 SE
同じ有線ヘッドホンでも全然違う特性を持っているので両方持つこともおすすめします!
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