こんにちわ!さいともと申します。
今回なんとKZのなかでもフラッグシップにして多ドライバー搭載の24ユニットドライブのイヤホンレビューになります。
そう!かつての多ドライバー搭載イヤホンASXと比較されるモデルなのですが、にんともかんとも結論から先に申し上げると、名門校行ってるのに不良といった印象です。
なにをいってるのかわからないしっかり説明しろ!
と怒られるような表現になりますが、
聴くデバイスによって音の良し悪しが異なる
イヤーピースをうまく使って調整すると良くなることもある
なので聴くデバイスでイヤーピースやイコライザーを駆使するのが前提なイヤホン
あれ?こんな音だったっけ?
というのがあるんですよね。
装着感だったりケーブルの差し込み具合だったりするのか?あるいは個体差か!?
でも鳴ってる時のバランスは素晴らしいものになります!
聴いたことないレベルの音の良さを味わえます!
3.5mmで単純にスマホ挿しでも、TIDALでMQA音質で聴いても、Fiio BTR5 2021で2.5mmバランス接続で聴いてもマジガチなほんとにASXで多ドライバーイヤホンを経験してきたのか?と思うほどまったく違ったイヤホンとなっています。
低音は今まで聴こえなかったベース音がくっきり聴こえる
しかしながら中高音がでないというか曇った感じになることがある。
とくに普通ストリーミング音質に多く伺える。あとはBluetooth接続した場合にバランスがおかしくなることもときにある。
ハイレゾ級になると解像度が上がりそのような中高音が出ないといった印象はない。
いろいろゴタクを並べてもデバイスや試聴環境によって評価が全然変わってくる!
結論はとにかくむずかしいイヤホン!
しかしASXよりバランスは良くなった!
個体差によるならレビューとしては申し訳ない
KZ ASXとはまた違う形で賛否両論ありうる印象
くわしく見ていきましょう!
KZ ASTの外観 開封と付属品
箱
開封
フラッグシップモデルということもあり、KZ毎度お馴染みのプレートが付与されています。
付属品
ケーブル
わたしは毎回左右の装着がわからなくなるのでマイク付きを選択しております。
右がマイク側ですね!
マイク性能に関しては後述になります。
イヤホン本体
従来のイヤホンより多ドライバー搭載ということもありデカいです!
他機種と比較
ノズル部分
金属ノズルは素晴らしいのですが、矢印の突起部分が合わない方には合わない声を聞きます。
この辺の装着感が低音強度を決めてる一因かと思います。
目を大きく開いたり口を大きく開けるとこの突起部分が干渉しなくなり低音が入らなくなります。
不思議な仕様です
重さ
大きさの割に重さは感じません。感じるのは大きさのみになります。
参考までにASXの片方の重さになりますが6.54×2=13.08gということでASXのほうが軽い結果になりました。
KZ ASTの仕様と装着感
仕様 | AST |
---|---|
ブランド | KZ |
感度 | 103dB |
インピーダンス | 30Ω |
周波数 | 10-40000Hz |
線の長さ | 125±5cm |
プラグタイプ | 3.5mm |
ピンタイプ | 0.75mm |
ユニット型 | 50024s高音域BA 6基 30019s高音域BA 1基 29689s中音域BA 1基 22955 低音域BA 1基 30095s 高音域 1基 30017s 中高音域 2基 |
KZ ASTの装着感に関してはまったく問題ない装着感でした。
しかしながら音質をわたし好みに近づけたく2つのイヤーピースを試してしっくりいったので紹介しておきます。
聴くデバイスにもよりますが、この2つのイヤーピースのおかげでKZ ASTについての評価が迷子にならずに済みました!
KZ ASTのマイク音声
リモートワークやゲームの使用、通話に関してマイク性能についてみてみます。
思いのほか良き音質だと思いますしゲームでのボイスチャットでも使えるレベルなのでは?!と思える音質でしたがいかがだったでしょうか?
KZ ASTの音質
参考になればと思いスマホやDAC、DAPなどそれぞれのデバイスで聴こえかたも違うと思い聴き比べてみました。
iPhoneで聴いてみた
iPhoneでも低音の凄みは健在です。
バスドラの広がりと響きが凄い!
この低音力はヘヴィメタル聴いたらすごいのでは!
ということで試したらこれもしてやったりでした!
脳みそに響きまっせ!
Androidスマホで聴いてみた
こちらもiPhone同様ヘヴィーなサウンドに向いてる印象。
ピアノの激しい曲でも中低音が鳴り響くので合ってると思いました。
しかしながら個人的にすごい聴くジャンルではないので難しいイヤホンに変わりはないです!
DAPやDACで聴いてみた
音圧 低音 どれも一級品だと思います。
とにもかくにもKZ ASTの攻略法は中低音をどう聴くかになります。
聴き慣れもあるかと思いますが低音が重くてわたしには聴き疲れしてしまう。
MacやWindows(ゲーム)などPCで聴いてみた
Macbookで聴くとMacbook特有の低音の良さがあるものの邪魔することなく良質な音質で聴くことができました。
音楽鑑賞がこのKZ ASTのあるべき使用用途になるかと思いますが、ゲームやリモートワーク、動画等の視聴も充分に使えます。
しかし何度も述べているように中低音の凄みから迫力が凄いので聴き疲れに注意といったところではないでしょうか。
AZ09で聴いてみた!
以前、Cpinタイプのイヤホンをワイヤレス化できるアイテム、AZ09をレビューさせていただきました。
こちらにつなげて試聴しました。
結論としては相変わらずの低音ですが、高音質というのは感じられませんでした。
しかしながら聴けないということではなく、KZ ASTを最大限活かした使い方ではないかなといった印象です。
そりゃそうだろう!
といったご意見もあるのはわかってはありますが、たまに変異的な相乗効果があるので試してみました。
中華イヤホンのおもしろさでもあります!
KZ ASTのまとめとおすすめの方
残念なところ
デバイスによりどこか曇りを感じる
低音の響きが全体として曇った感じを出している。
曇りというのは中音くらいに低音の膜があるような感じで気になる方には気になる印象
ただ低音のひとつのパターンと思えばこれがいいと思う方もいる印象になります。
Bluetooth接続で聴くと物足りなさを感じた。
高音質デバイスの方が響くといった印象
聴くジャンルにも左右される印象
これはかなり個人的な見解が大いにありますが、ヘヴィーなサウンドや激しめのピアノがとても合う印象でした。
低音強めなので聴き疲れする
といったところでしょうか。
いいところとおすすめの方
低音は約束されている
バランス接続で威力を発揮した!
バランス接続のBluetooth接続はしっかり鳴る!
難しくはあるのですが、聴いたことないレベルでの音の良さはあるんです!
KZ ASTがおすすめな方
KZファンの方
バランス接続を使える環境をお持ちの方
低音を楽しみたい方
イヤーピースなどいい音で聴くための研究されている方
さらにKZ ASTをうまく聴くためにやったこと
イヤーピースを変えてみた
形状の差なのか材質の差なのかイヤーピースってつくづく大事なんだと思います。
バランス接続で聴いてみた
3万円台で購入したDAPで4.4mmバランス接続できるSHANLING M3Xと1万7千円ほどのポータブルDAP FiiO BTR5 2021で2.5mmバランス接続で試聴しましたが、解像度が上がった印象。
なのでこのような環境で聴ける方にはおすすめできます!
聴くジャンル絞った
ヘヴィメタルやピアノの激しめに絞ってみると納得できた。
いろいろ試してみましたが個人的にはKZ ASXよりも難しいイヤホンでした。
もしかしたらKZ ASTと同時期に視聴したTRN VX Proが解像度が良すぎて耳がおかしくなっているのかもしれません。
KZのイヤホンの紹介
【KZ ZEX】レビュー!パワーとバランスを兼ねそろえた安心音質イヤホン♪
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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