こんにちわ!さいともと申します。
今回たびたびAmazonでセールになったりで手頃なお値段にもなることも多い、ちょっと高級な有線開放型のヘッドホン、ゼンハイザーのHD 599 SEについてレビューしていきます。
Amazonでの取り扱いが2016/11/2とあるように5年以上売れ続けており、評価に関しては6700名以上の評価ながら星5つ中、4.6ということでかなり高評価なヘッドホンになります。
私はAmazon限定カラーのブラックを購入しましたが、プリンと形容されるオリジナルモデルのゼンハイザー HD 599もあります。
さっそくですが結論から箇条書きします!
気軽に使える
リケーブルが簡単
普通に音がいい
側圧(装着感)が優しい
※普通にとはめちゃめちゃいい音という意味
なんやその注釈!
有線ヘッドホンなのでなかなかスマホなどでは使いづらい面があるかと思いますが、有線特有の音のよさはワイヤレスにはない魅力があります。
さらには遅延がないというのも魅力で動画編集やアンプ使用が必須にはなりますが音楽鑑賞、PC関連の作業やゲームにおいても力を発揮するヘッドホンになります。
しかしながら一方で残念なところもあります。
- 開放型ということもあり音漏れがあるため通勤通学など人の多いところでは使用できない。
- ヘッドホンにありがちになりますがインピーダンスが50 Ωということもありデバイスに直差しでは音量の小ささに落胆するかもしれません。
- 他製品のような折りたたみができない。
上記2点は開放型ヘッドホンの宿命かもしれませんね
この記事ではこの音漏れに関して深掘りしていきたいと思います!
目次で探してね!
モニター的ヘッドホンをお探しの方
ゼンハイザーファンの方
PC関連の作業で動画編集やゲーム(アンプ必須)にと多様に使用されたい方
お持ちのヘッドホンに不満な方
【カートに入れる前にお読みください】この商品のメーカー保証は、「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」と表示される商品が対象です。 他の出品者からの購入はメーカー保証対象外になる場合がありますので、出品者にお問い合わせください。
Amazon販売ページより
詳しくみていきます!
ゼンハイザーHD 599 SEの外観・開封・付属品
箱
箱はまったくデザイン性がなく届いた時何の箱かと思いました。
開封
付属品
- 3mケーブル/6.3mmストレートプラグ
- 1.2mケーブル/3.5mmストレートプラグ
- 6.3mm – 3.5mm アダプター
説明書
ヘッドホン全体
ヘッドホン耳あて部分クッション
ヘッドホンヘッド部分
重さ
ゼンハイザーHD 599 SEギャラリー
ちなみに伝説的にもなっている、通称プリンと称されるオリジナルモデルもあります。
わたしはこっちが好みです!
ゼンハイザーHD 599 SEの仕様
- 色 ブラック
- インピーダンス50 Ω
- 周波数帯域12- 38,500 Hz
- 感度106dBSPL (1kHz/1Vrms)
- 全高調波歪(THD + N)<0.1% (1kHz, 100dBSPL)
- 本体重量250 g
つけ心地についてみていきます!
長時間のリスニングも快適
E.A.R機構搭載
人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを取り入れた独自技術 『E.A.R.』(Eargonomic Acoustic Refinement)を採用。
より自然に振動板から発せられたサウンドを耳まで正確に届けるため、耳に対して平行となるよう僅かに角度を付けたバッフルにユニットが取り付けられています。
快適性
軽量なヘッドバンドはやわらかい皮素材を使用、優しい掛け心地ながら安定感は抜群。
大きなベロアのイヤークッションで快適な装着感。
肉厚なサウンドと広い音場でその再生能力は上位機種にも負けない優れたコストパフォーマンスを発揮。 交換可能なイヤーパッドには耳に心地よいベロア生地を使用し、長時間のリスニングも快適。
ゼンハイザー 公式より
交換可能なイヤーパッドというのが長い期間使用していくのにポイント高い!
装着イメージ
ヘアアレンジ用のマネキンヘッドでの装着イメージになります。
ちなみに顔は小さいので参考までに♪
ちなみに交換用イヤーパッドのリンクになります。
ゼンハイザーHD 599 SEの音質
プレミアム品質 HD 500シリーズのトップモデル
高域から低域までキレのあるクリアなサウンドで圧倒的な高音質を実感できるプレミアムヘッドホン。
ゼンハイザー独自のリングトランスデューサは高効率、優れたダイナミクス、極めて低い歪みを実現するアルミボイスコイルを使用。
メタリックシルバーのアクセントが印象的な洗練された優雅な外観。
抜けのある広い音場と透明感のあるナチュラルなサウンドでどんな音楽ジャンルでも見事に表現します。
ゼンハイザー公式より
公式からの引用になりますが、抜けのある広い音場というのはヘッドホン特有の良さが活かされているように感じました。なので簡潔にいってしまうと
足りない音がないのに邪魔な音がない
ようはバランスのいい音ということになります。
動画編集などで視聴される方がどうせよい音質で聞いてるわけではないのでそれなりのイヤホンやヘッドホンでいいという声も聞きますが、マイクの音の拾い具合や裏から聞こえるBGMの強弱など動画編集において音のバランスは重要かと思います。
めちゃ動画編集者におすすめしとるわね!
そう!何が言いたいかというとプロ仕様感が強いということになります。
なので音楽鑑賞ではアンプを介してになりますが製作者がこだわりぬいた音の比率を体感できることになります。
リズムギターの音が斜め右から聞こえてきて真左からはパーカッションの音が聞こえる
中央ではベースとドラムのリズムがメリハリをもって刻まれる。
これドリフターズの「ヒゲのテーマ」になります。
よけいなこを…
ゼンハイザーHD 599 SE 開放型ヘッドホンの音漏れ具合
開放型のヘッドホンの音漏れ状況を検証してみました。
想定としては電車でとなりの人との距離間を考えて録音しました。
またすこし音量高めで曲を流しています。
イヤホンやヘッドホンで聞いて比較するとわかりやすいかと思います。
ヘッドホン オープン型 HD 599 SE
開放型のHD 599 SEとの比較に密閉型のaudio-technicaのATH-M50xも同じ条件で録音してみました。
audio-technica ATH-M50x
体感としては開放型のHD 599 SEでしたが録音を聴くがぎりはどちらも同じ音量に感じました。
ただし漏れる音の質が違う感じがしました。
HD 599 SEのほうは高音寄りで密閉型ATH-M50xは全体的な音漏れの音に感じました。
※フリーの曲を流しております。
[フリーBGM DOVA-SYNDROME / FREE BGM DOVA-SYNDROME] https://dova-s.jp/
[楽曲詳細情報・フリー(mp3)ダウンロード / information & free(mp3) download] https://dova-s.jp/bgm/play13002.html
[作曲者情報 / Composer] https://dova-s.jp/_contents/author/pr...
[音楽素材ライセンス / License] https://dova-s.jp/_contents/license/
参考に比較した密閉型有線ヘッドホンの記事
少しでも参考になれば幸いです。
ゼンハイザーHD 599 SEのまとめ
残念なところ
- 開放型ということもあり音漏れがあるため通勤通学など人の多いところでは使用できない。
- ヘッドホンにありがちになりますがインピーダンスが50 Ωということもありデバイスに直差しでは音量の小ささに落胆するかもしれません。
- 他製品のような折りたたみができない。
上記2点は開放型ヘッドホンの宿命となります
いいところとおすすめな方
有線のヘッドホンやイヤホンの故障の多くは断線と聞きますのでケーブルを脱着できる方式なのはありがたいかぎりになります。
頭の長さや大きさは人それぞれになりますが、こちらは開放型のいいところというべきか気軽さがあって装着もスムーズでなによりパッドの柔らかさ具合がやさしくて心地いい。
1音1音にのめり込めてしまうせいか一瞬密閉型なのではと思わせてくれるほどの音の厚みを感じます。
開放型の頂点クラスのヘッドホン!といいたくなるほど納得のヘッドホンになりました。
最後におすすめな方
モニター的ヘッドホンをお探しの方
ゼンハイザーファンの方
PC関連の作業で動画編集やゲーム(アンプ必須)にと多様に使用されたい方
お持ちのヘッドホンに不満な方
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に同じメーカーであるゼンハイザーから2022年最強完全ワイヤレスイヤホンが発売されました!
こちらのレビューもぜひぜひお立ち寄りください♪
さらにさらに!
2022年8月ゼンハイザーからワイヤレスヘッドホンのフラッグシップモデルMOMENTUM 4 Wireless も発売されました!こちらも最速レビューしていますので是非みていってください!
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