ポチってから届くまでドキドキワクワクしていました!
もう有線イヤホン中華イヤホンの沼にハマってなかなか出られそうにありません。
こんにちわ!ぺたっぴギタリストさいともと申します。
今回紹介するイヤホンTRN VX Proは解像度が優れ過ぎておりますが、もしかしたらこのTRN VX Proの凄みに気づかないまま終わってたかもしれません。
というのも過去にレビューした経験からKZのZAXやKZのZASなど出力が高く低音の出に特化したイヤホンになれた耳になってしまうと少々物足りない印象になりかねないので、この解像度に気づかずがっかりしかねない音質になります。
結論としては
装着感次第で少々物足りなさを感じてしまうかもしれない危険をはらんでいる。
条件が整えば低音 中音 高音 さらにはボーカルや楽器の音の解像度を単純なストリーミング環境でも十二分に楽しめる音質で思わずにやけてしまう。
にやけてる姿、他の人に見られないように注意してください!
あなただけですよね!
どなたかのレビューでお見かけした表現を借りれば寒色系の最高峰なのではないかという印象を持ちました。
さらにいえば寒色ということでいえば乾燥したイメージになりがちですが、綺麗な水滴感があるように見受けられます。
まるで綺麗な雪景色を見てるかのような音と表現になります!
もちろん重くて低音あるサウンドも好きなのですが、時に疲れてしまうんですよね。💦
TRN VX Proは疲れないまったく疲れない!
低音に関しては個人的に装着が問題がありました。
メリット | デメリット |
---|---|
中華イヤホンを代表するKZシリーズとは全然違う音質 解像度が優れているのでどんなデバイスでも心地よく聴ける デザインがかっこいい ゲームでも十分戦力になる 1万円ちょっとながら高級感も味わえる | イヤホンの形状の突起がやや中途半端で装着感に違和感 |
突起してる部分
この突起が中途半端でもうちょっとあったほうがあるいはなかったほうが個人的には良かったかも
そのほうがしっかり装着できて低音もしっかり聴こえて最高のバランスと解像度になります。
潤いのあるサウンドとはこのイヤホンのためにある。
60年代のJAZZを聴く上で個人的に好きなところは乾いた雰囲気の音なのですが、このTRN VX Proは潤いあるサウンドなのにちっとも60年代のJAZZの良さを損なわないところにあります。
装着すると耳の体温がいい感じに冷やされて気持ち良くもあるTRN VX Proを詳しくみていきます!
TRN VX Proの外観 開封 付属品など
箱
個人的に期待感が強かったせいか開ける時のワクワク感がありました!
開封
約1万円ということですが、高級感を感じることができます。
この光ぐあいにもロマンがありますね!
付属品
付属品は豊富!
とくにイヤーピースが充実していますし3.5mm から 6.35mm 変換 プラグも付属しています。
さらに説明書は中国語 英語 韓国語 日本語にも対応しています。
イヤーピース
ウレタン系フォームイヤーピースもひとつ付属しているのもなかなか乙な感じです。
イヤホン本体
撮影時のスマホのカメラが写ってるところがこのTRN VX Proの美しさを物語っているのではないでしょうか。
装着時、耳がひんやりして気持ちいいんです!
イヤホンケーブル装着部
横にはTRN VX Proと品名がきざまれてます。
ケーブル3.5mm差し込み部
イヤホンノズル部
ノズル部は金メッキ仕上げになっており目立たないところですが気分も違います。
これによる音も違うのかな?
左右(L R)表記
ケーブルにも表記されておりますが、わかるでしょうか?
重さ
この軽さでこの音質はエグいです!
TRN VX Proの仕様と装着感
仕様 | TRN VX Pro |
---|---|
ブランド | TRN |
ジャックタイプ | 3.5mm |
トランスデューサータイプ | ハイブリッドインイヤーモニター |
コネクタタイプ | 2ピン |
感度 | 106dB |
色 | ミッドナイトブルー |
製品モデル | TRN-VX Pro |
着用 | イヤーフック |
周波数応答 | 7Hz-40000Hz |
インピーダンス | 22Q |
重量 | (ヘッドホン+ケーブル)13g + 15g |
ケーブルの長さ | 1.25m±5cm |
また特徴について公式から引用します。
特徴
10mmデュアルマグネットダイナミックドライバーx1
1テスラに近い磁束密度を備えたデュアルマグネットCNTダイナミックドライバーは、非常に深いサブベース拡張を備えた、完全で堅牢かつ高速な低音応答を提供します。
カスタム30095バランスドアーマチュアx4
耳障りな音やリスニング疲労のない、非常にクリアな高周波応答を提供します。
カスタム50060バランスドアーマチュアx4
フルボディ、シルキー、ナチュラルで正確な音色のミッドレンジレスポンスを提供します。
Amazon販売ページより
TRN VX Proの装着感
そのままのイヤーピースでも音の解像度を堪能することはできましたが、個人的にはぴったりした装着感を得ることができませんでした。
この装着感だと低音を得られなかったんですが、イヤーピースを変更したら装着感がぴったりになって低音も増してバランスも最高になりました。
今回試してみたイヤーピース
どちらもしっくりくる装着感を味わえました。
ただアユートのほうはほこりやよごれがつきやすく目立ちやすいので注意してください。
TRN VX Proの音質
参考になるかと思い、いろんなデバイスで聞いてみました。
iPhoneで聴いてみた
古い1960年代とかのピアノJAZZを聴いてもこの当時のマイク性能が優れていたんだと思わせてくれるというのは、TRN VX Proが優れた解像度の音質を示してくれる証拠になるのではと感じました。
この組み合わせで納得いくサウンドなら、もう充分でしょ!
またBluetooth AACコーデックにてFiiO BTR5 2021 Bluetoothレシーバーで聴いてみました。
有線接続には劣るものの、TRN VX Proの解像度を十分楽しめました。
気軽さも音質も納得の聴き心地です!
Androidスマホで聴いてみた
iPhone同様、ハイレゾ品質関係なくSpotifyで試聴しました。
こちらに関してもスマホ直挿しなの?と思わせてくれる解像度でこれでもうイヤホン探しの旅は終わりにしようかなと思わせてくれる音質でした。
Bluetooth LDAC
こちらに関してもFiiO BTR5 2021 Bluetoothレシーバーで聴いてみました。
結果は言わずもがなiPhoneと同じ印象になります。
これが物足りないとかBluetoothだから劣化感を感じるということはありませんでした。
欠点が見つからない!
DAPで聴いてみた
以前紹介したDAP FiiO BTR5 2021とiBasso Audio DC05でストリーミングサービスTIDALを使用してMQA音質を試聴しました。
上記の特徴の引用の文が嘘偽りないことを証明しているかのような音質でした。
でも決して解像度が高いのを感じるからといったも刺さるような痛い音にはならないところが不思議です。
柔らかさを感じることができるので聴いていて疲れません。
10万円台のイヤホンと比べてみたい!
そんなイヤホンです!
DACやゲーム環境で聴いてみた(MacやWindows含む)
Macbookで直挿しで聴いてみましたがこれもMacBook特有の低音の凄さが相乗効果となって素晴らしい音質へと導いてくれます。
またゲーム使用にも十分使えますし、FPSに限らずオープンワールド(MMORPG)系のゲームやサバイバル系のPCゲーム特有の素晴らしいゲームにもよき解像度で音を堪能できます。
ゲーミングとついたイヤホンをついつい手に取りがちですが、TRN VX Proのような有線イヤホンでゲームするのは断然おすすめです!
2.5mmにリケーブルしてバランス接続で聴いてみた
FiiO BTR5 2021で2.5mmバランス接続で聴いてみました!
音圧が増して低音も迫力も増して、ヘッドホンで爆音で聴いているかのような圧力なんですがこのTRN VX Proの持つべき解像度が失われることなく、こうじゃなきゃバランス接続じゃない!というくらい納得の音質になりました。
ただこの音圧により疲れ知らずだった耳がすぐ疲労を迎えたのはいうまでもありません。
本気で聴くなら納得のバランス接続!
疲れなく音の解像度を楽しみながら聴きたい場合は3.5mmアンバランス接続で!
といったところでしょうか。
TRN VX Proのまとめとおすすめの方
残念なところ
残念なところはイヤホンの形状の突起がやや中途半端で装着感に違和感があったことくらいでしょうか?
これに関しては完全に個人的なことなので残念なところにはならないかもしれませんが、欠点を見出せないすさまじいイヤホンになります。
いいところとおすすめの方
中華ということもあり、ちょっと懸念なところもあるのですが、もはやDAPやDAC、イヤホン関連はほんとに凄まじいレベルの飛躍でありそこにとんでもないコスパで勝負してくるのが現在の中華イヤホン関連の状況なのではないでしょうか?
そして中華イヤホンを代表するKZシリーズとは全然違う音質!
実におもしろい!
日本メーカーにおいても欧米メーカーにおいてもそうなのですが音の趣向がそれぞれ違うのでこれを聴いておもしろみを得られるのは楽しいものです。
どんなデバイスや条件で聴いても解像度の凄さと欠点の見つからない化け物!という形容詞にふさわしいイヤホンになります!
メリットデメリットをまとめます!
メリット | デメリット |
---|---|
中華イヤホンを代表するKZシリーズとは全然違う音質 解像度が優れているのでどんなデバイスでも心地よく聴ける デザインがかっこいい ゲームでも十分戦力になる 1万円ちょっとながら高級感も味わえる | イヤホンの形状の突起がやや中途半端で装着感に違和感 |
ちょっとガチで浸れる有線イヤホンをお探しの方
3万、5万、10万のイヤホンに手は出せないけど1万で解像度の高い有線イヤホンをお探しの方
リケーブルしてバランス接続で使用してみたい方
解像度がすばらしいのでFPSゲームにもおすすめ!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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