こんにちわ!さいともと申します。
イヤホンやヘッドホンといったガジェットレビューをさせていただいていますが、せっかく良いイヤホン・ヘッドホンを持っていても最大限活かせるDACやDAPがあれば最高最強な音質で音楽を楽しめる!
その良いイヤホン・ヘッドホン!スマホに挿してるだけじゃ勿体無い!
そこでエントリークラスのDAP SHANLING M3Xを購入して聴いたところ最高最強に素晴らしい音質で聴けるではありませんか!
しかしながら中華製品ということもあり、不安もあるかと思います。
それを含めDAP初心者のわたしがSHANLING M3Xを選んだのか?
とにかくコストがいい!
スマホよりよい音質で聴いてみたい!試してみたい!という方にコスパ面でおすすめです!
Androidが入っている。
中華製品の多くは他のOSが使用されたりしていますが、安心のAndroidなのは購入理由のひとつになります!
Bluetooth接続にLDACやaptX HD(ハイレゾ相当)が入っている
完全ワイヤレスイヤホンでも高音質で聴ける選択肢があるのは素晴らしすぎます!
TIDALを使用しているのでMQA音質を楽しみたい!
個人的にはSHANLING M3X を選んだ最大の理由がこれになります!
4.4㎜のバランス接続に対応している。
高音質で聴くための選択肢がここにもあるのも SHANLING M3X の魅力です!
バッテリー持ちがいい!最大で23時間連続使用可
外出先でも高音質で長時間使用できる!
スマホで音楽を聴くのは、もちろん気軽なのですが音質面ではまだまだな印象です。
なのでこの DAP SHANLING M3Xで音楽を聴くとハイレゾでなくてもこんなにも違うのか!?
という感動を覚えます!
欠点としては
ディスプレイとタッチ操作がもさつく
たまにフリーズする(特に立ち上がりに無理に使用すると)
ディスプレイと本体が指紋だらけになりやすい。
立ち上がりが遅い。
これを除けばエントリークラスながらコスパから何から最強のDAPなのではないでしょうか!
残念なところもありますが、値段を考えればおもいきって買ってほんとによかった!
解像度の高い音
こもったり乾いた音を感じさせない音
没入して惚れ込んでしまう音
バランス接続の解像度は格別のものがある!
スマホにはないこの音質をエントリークラスとなるSHANLING M3X でぜひ体験していただきたい!
詳しく見ていきます!
SHANLING M3Xの開封と付属品
まずは見た感じと重量などをみていきます!
箱
ハイレゾマークと中華製ということもあり中国語での表記もある。
箱側面 裏面
側面にはMQAのマーク、LDAC、aptX、aptX HDのマーク
裏面は簡単な概要を日本語、イタリア語、フランス語などで書かれている。
開封
開封するとなかなか高級品を買ったような趣がありました!
付属品
説明書 保証書 充電用のUSBケーブル(タイプC)と親切にも表面保護フィルムが2枚
これに伴ってケースなど買ったもの
表面保護フィルムが付属してると思わなかったので購入。
4.4㎜バランス接続を試したいということでケーブル
そしてあのゴツイケースは買わずにクリアケースを購入。
例のゴツイケース
X!・・・なんだこの強調は!?
SHANLING M3Xの外観
本体
箱から取り出した本体
裏面 側面
素材に安っぽさはないが指紋の付きやすい裏面
左側面に再生停止 次の曲 前の曲 ボタン
右側面に電源と音量ボタン
上面 下面
上面は3.5㎜のシングルエンド出力と4.4㎜のバランス出力
下面はMicroSDスロットがあり最大2TBまで対応とUSBtype-Cで充電とUSB-DACとしても使用可能
SHANLING M3Xの重量
大きさと太さからくるものではありますが、体感として少々重く、iPhoneのほうが軽かったです。
ちなみにケースを装着するとさらに重量感は増す印象です。
SHANLING M3Xの概要(仕様)
詳しい仕様を表にしてみました!
仕様 | SHANLING M3X |
---|---|
SoC | Snapdragon430 |
OS | Android7.1 |
DAC | ES9219C Dual |
DSD | 11.2Mhzネイティブ再生 |
クロック | KDS製低位相雑音水晶発振器 |
メモリ | 2GB RAM +32GB ROM |
MQA | フル・デコードに対応 |
DAC駆動方式 | シングル / デュアルの切り替えが可能(シングルエンド時) |
バッテリー | 最大23時間の連続再生が可能 |
ディスプレイ | 4.2inch HDスクリーン |
シングルエンド出力 | 最大出力レベル:80mW @32Ω (シングル DAC 動作時) 101mW @32Ω (デュアル DAC 動作時) |
周波数特性 | 20Hz~40kHz (0.5dB) クロストーク:75 dB @32Ω S/N 比:121 dB ノイズフロア: >114dB (1.8µV) |
バランス出力 | 最大出力レベル:240mW @32Ω 周波数特性:20Hz~40kHz (0.5dB) クロストーク:115 dB @32Ω |
S/N 比 | 121 dB ノイズフロア: >112dB (2.4µV) |
本体サイズ | 10915.972 mm 重量:168g |
液晶 | 4.2 inch 1280*768 IPS HD screen |
対応フォーマット | DSF / DFF / ISO / DXD / APE / FLAC / WAV / AIFF / AIF / DTS / MP3 / WMA / AAC OGG / ALAC / MP2 / M4A / AC3 / M3U / M3U8 / OPUS / ISO |
対応形式 | 最大 384 kHz/32bit までの PCM 最大 11.2MHz までの DSD ネイティブ再生 |
ゲイン設定 | 2 段階 (Low / High) |
内蔵容量 | 32GB 内部ストレージ (最大 2TB まで MicroSD カードで拡張可能) DAC チップ:ES9219C x2 |
デジタルフィルター | 2 つの異なるフィルターから選択可能 |
Bluetooth バージョン | 4.2 |
送信可能コーデック | LDAC / LHDC / aptX HD / aptX / SBC |
受信可能コーデック | LDAC / SBC |
バッテリー容量 | 3200mAh |
最大バッテリー稼働時間 | 23 時間 (シングルエンド-シングル DAC) 19 時間 (バランス) |
バッテリー容量 | 3200mAh |
SHANLING M3Xのアプリ使用
まずSHANLING M3Xの起動に関してですが、これは遅いです!
何秒かかるかためしに測ってみました!
電源ボタン押してWi-Fiが起動するまでの計測になります。
40秒ちょっとはけっこう長く感じるものです。
基本はAPKPureという最初から入ってるアプリを使ってGoogleのPlayストアアプリをダウンロードします。
ここからそれぞれのストリーミングサービスのアプリをダウンロードします。
Spotify AmazonMusicのアプリは無事起動しました。
さらにYouTubeやYouTube Musicのアプリも入りました。
TIDALのおすすめの聴き方と使用方法
さらに一歩進んだ聴き方にはなりますが、まだ日本には正式サービスが来ておりませんが(正式サービス予定)TIDALという高音質配信、いわゆるMQA音質のストリーミングサービスがあります。
わたしはこれに加入して主にPCから楽しんでいるのですが、このSHANLING M3Xでも存分に楽しめることを聞いて購入を決めました。
参考にしたYouTube動画
残念ながら動画がなくなってしまいました。
ご了承ください。
UAPP(USB Audio Player Pro)のアプリを入れてTIDALを聴いたところ、これ一択で聴くほど高音質で心地よく試聴できました。
とらチャンネルさん!ありがとうございました!
SHANLING M3Xで音楽を聴いた感想
わたしの試聴理想
わたしの現段階での試聴理想はモニター寄りの音質です。つまりはレコーディング時の音質を再現してくれるような音質に注力しております。
そんなわたしの好みの音から感想を述べさせていただきます。
3.5mmイヤホン使用での感想
KZ ZAXを使用し、設定はゲインをLow DAC駆動方式をデュアル
音場の広さやドンシャリ感はないですが、解像度のよさによるモヤモヤ感のなさはスマホでは聴けない領域でそれぞれの楽器の音、ドラムのハイハットの細かいリズムまで堪能できます!
4.4mmバランス端子使用での感想
KZ ZASを4.4㎜に変換してバランス接続して試聴しました!
設定はゲインをHigh DAC駆動方式をシングル
もうこれで十分な音質が楽しめます!
音量も20もいかない音量で足りてしまいます。
制作者の意図してる音の割合がしっかり伝わってくるような印象です。
Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン使用での感想
Anker Soundcore Liberty Air 2 ProがコーデックLDACが使用可能になるというアプデでこちらの完全ワイヤレスイヤホで試聴しました。
LDACってなんなんだ!?
LDAC (エルダック[1]) は、ソニーによって開発された音声圧縮コーデックである。Bluetooth接続によるオーディオ再生時に使用され、ビットレートは990 kbit/s、サンプリング周波数は96 kHz、量子化ビット数は24 bitまでそれぞれ最大で対応している (所謂ハイレゾオーディオ)[2]。このコーデックはヘッドフォン・スマートフォン・DAP・アクティブスピーカー・ホームシアターなどの様々なソニーの製品で採用されている。LDACは非可逆圧縮音声圧縮コーデックであり[3][4]、MDCT (修正離散コサイン変換) に基づいた複合符号化体系を採用しており[5]、より効率的なデータ圧縮を実現している。このコーデックの主な競合相手はクアルコムのaptX HDである。
LDAC wikiより
当初はSHANLING M3XではLDACへのアプデがうまくいかなかったのですが、Androidスマホでアプデしたら使えるようになりました。
こちらも3.5㎜での設定と同じでゲインをLow DAC駆動方式をデュアルで試聴。
Liberty Air 2 Proのシャープな音質がそのまま解像度が上がった印象とノイキャンも使用できることから音楽を集中して聴ける環境は格別でした。
線いらずで高音質を楽しめるのはいいですね!
お高くなりますがWF-1000XM4でも試しました!
たまに途切れますが音質面は納得です!
TIDALでの試聴感想
上記による3.5㎜、4.4㎜のバランス接続、完全ワイヤレスイヤホンLDACを使用して聴きましたが、とにかくわたし個人的にこれをやりたかったというのがこのSHANLING M3Xを購入した最大の決め手だったので、この期待通りの音質は毎日ヘビーに使用するほど習慣化されました!
SHANLING M3Xのまとめ
いかがだったでしょうか?購入検討の参考になればという思いで記事にしました!
スマホとは違う音質を楽しみたい!
ハイレゾ級ストリーミングサービスがいよいよ来ているので高音質な音楽をたくさん聴いてみたい!
ハイレゾでなくても十二分に解像度の高い最高の音質を楽しめる!
バランス接続の解像度は格別のものがある!
マジで音が違うからなんだか微笑んで音楽を楽しんでいます♪
というのがこれからのDAPの存在意義になっていくのではないでしょうか?
SHANLING M3Xの残念なところ
冒頭でも申し上げたようにスマホのようにサクサクヌルヌルとした操作はできない。
起動時に時間がかかる
たまにフリーズする(起動直後に操作するとなりやすい)
指紋がスマホと比べるとかなりつく
SHANLING M3Xの総評
もうひとつおもしろいことがあるのですが、このSHANLING M3Xをいじくりまわした後にスマホをいじると全然操作感が違くて、ヌルヌルサクサクしているので逆にスマホの凄さに感心してしまいます!
今回DAP初心者としてこのSHANLING M3Xを購入しましたが、エントリークラスとしてもコスパとしても音質面にしても選択して正解だったと思いました!
これを踏まえたうえで将来的にもっと上位クラスのDAPを考えてもいいかなと感じました!
ヘタをするとスマホ以上のお値段するDAPがありますからね!💦
スマホに挿すだけで高音質になるポータブルアンプの紹介
HIDIZS S3 PRO
最高にコンパクトなので邪魔にならないおすすめのポタアンになります!
iBasso Audio DC06
スマホに挿すだけプラス4.4mmのバランス接続に対応した神レベルのポタアン!
音の解像度が全然違います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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