こんにちわ!へたっぴギタリストさいともと申します。
今回紹介するイヤホンは、KZのイヤホンをほかにもレビューさせていただいているのですが、2,000円台の廉価版シリーズをKZは何種類も販売しており、なかでも高評価のKZ ZSN PRO Xを試してみて記事にすることにしました。
結論を先に申し上げると、最初はイヤーピースかコードの差し込みの問題だったのか今となってはわかりませんが、何だかイマイチな感じで、もう一度イヤーピースを装着しなおしたりコードの差し込みをしなおしたりすると見違えるような音になりました。
ちょっと2,000円台ではありえへん!
これは群を抜きすぎており、ちょっとこれはないんじゃないか?!とさえ思ってしまった次第です。
お値段もAmazon販売価格では2,000円台ということもあり、音質も低音豊かなサウンドとなっており、とくに学生さんにおすすめしたいイヤホンとなります。
2,000円と思って実はなめてました!
KZってどうなの?
中華イヤホンって大丈夫?
コスパの良い有線イヤホンないかな?
マイクもあって通話もゲームでのボイチャもできる安いイヤホンないかな?
少しでもこの疑問に対して参考になればと記事にしました!
また中華ということで箱の匂いとかツッコミどころもあるにはありますが、しっかり価格の差別化ができているのをこのKZ ZSN PRO Xを使用して感じました。
KZ ZAXやKZ ZASと比較すると広がり感はありませんが、それでも満足いく音質のイヤホンになります。
簡単にいってしまえばいい感じのドンシャリです♪
KZのイヤホンはいろんな方のレビューを拝見すると個体差をけっこう感じますが、今のところわたし個人としては当たりを引いていて、どれもお気に入りで使用しております。
メリット | デメリット |
---|---|
なんといってもコスパが優れている 音質はいい感じのドンシャリ どんなデバイスで使用してもこもった音質にならない デザインもKZの中ではかなりかっこいい! もう1度いうとコスパに優れている | 当然ではあるがZAXやZASなど上位互換には及ばない 開封時の消毒のニオイがきつかった どんなガジェットにもありますが個体差がある確率が高い 値上げして3,000円台になってしまった(2022年10月) |
ほぼ冒頭でKZ ZSN PRO Xに関することを述べてしまった感がありますが、上記3機種とは子分クラスになりますが、外観など含めくわしくみていこうと思います!
KZ ZSN PRO Xの開封と付属品、外観
箱は以前購入した3機種とは異なり簡素な紙の包装となっています。
今回選んだのがゴールドになります。
どんな色合いか楽しみ♪
箱
KZは中国の深圳に開発拠点を置く格安イヤホンのメーカーである。
KZ Wikiより
ということで言語表記は中国語と英語のみになります。日本ではAmazonでの通販が主になりますが、ここ2年ですごい成長を見せています。またAliExpressでも通販を展開しています。
裏面
仕様やKZのメーカについて中国語、英語の記載がされています。
開封
デザインはともかく、超合金のおもちゃを手に入れた心境になって懐かしさすらあります。
欧米や日本のメーカーだとどちらかというとブラックやホワイト基調が多いのでキラキラして見えます。
付属品
付属品は説明書や謎の?合格証、ケーブル イヤーピース(S Mサイズ)となります。
イヤーピース
機種によってはペラペラなイヤーピースの場合もありますが、少々厚みのあるイヤーピースになっています。
イヤホン本体
暗い写真になってしまいましたが、販売ページで見る写真よりも暗みと落ち着きのある色合いとなっています。
また同じKZ ZSN PRO Xの色違いにブラックがあります。
ケーブル
ケーブルの長さは120cmとなります。
ケーブルの長さは110cmだと短く感じ、130cmだと長く感じるんですが中華イヤホンそこまで考慮してるのか?というくらい長さがちょうどいいんです。
ピン
こちらはイヤホン本体のピン部分になります。
参考までにケーブルの方のピン差し込み部も載せておきます。
簡単にリケーブルも可能でワイヤレス化も簡単にできます。
2,800円でKZ有線イヤホンをワイヤレス化できる神アイテム
マイク
あまりマイクに関しては期待してなかったのですが、このように小さな穴ひとつあるだけなのですが、思いのほかいい通話音質で驚きました。
のちにマイク音声について述べます。
イヤーピース脱着部
少し太めのノズル部分となります。
KZ ZSN PRO Xの仕様と装着感
KZ ZSN PRO X | 仕様 |
---|---|
重量 | 27±3g |
プラグタイプ | 3.5mm |
ピンタイプ | 0.75mm |
周波数 | 7−40000Hz |
インピーダンス(抵抗値) | 25Ω |
出力音圧レベル | 112dB/mW |
装着感に関して
以前KZ ZASを購入して使用したときはびっくりするくらいイヤーピースが合わなくて他のイヤーピースを使用したのですが、今回は全く問題なく使用できました。
これに関しては個人差、個体差もあるかと思うので、同じ悩みなどあって参考になれば幸いです。
しかしながら、このKZ ZSN PRO Xに100均で購入した密閉型のイヤーピースを試したところ、遮音性が増して低音も強調されるようになりました。
これもまた装着感が個人的に上手く行ったりいかなかったりなので参考程度にお願いします。
自分に合った装着感あるイヤーピースを選択しましょう!
KZ ZSN PRO Xの音質
ここではわたしなりのKZ ZSN PRO Xを聞いた感想を名種類かのデバイス別に述べたいと思います。
聞き流し参考程度に♪
iPhoneで聴いてみた
スマホで聴いてもしっかり低音はでますし、低音の強調は大きいながらも全体としてのパワフルさはスマホでもしっかり聴くことができます。
徹底的に調査および調整されたプロの音響チームは、ハイブリッドテクノロジー構成の固有の豊富な分析力を示します。
ダイナミックの柔軟な低周波と滑らかな中周波に加えて、バランスの取れたアーマチュアの明るい高周波と詳細な分析は、専門的および科学的な調整によって調整され、融合されます。 解釈は没入型の音響効果のようなもので、人間の声に豊かで明確な詳細を与えます。
KZ ZSN PRO X 高度なハイブリット技術より
つまりはこのクラスでも徹底して調査・研究・開発をしてますよ!ということですね。
確かに聴いてわかることではありますが、このコスパでこの音質はちょっと個人的には考えられないです。
というくらい意味不明な出力の高さとバランスです。
S.M.S.L M500 DACでアンバランス接続にて聴いてみた
こちらも中華のUSB-DACとなりますが、S.M.S.L M500 DACをアンプとして繋いで聴いてみました。
ハイレゾ級音質のMQAで試聴してみましたが、高中低の音がバランスよくなっていました。
もちろんバランスはいいのですが、ちょっと派手寄りな音質(ドンシャリ)になります。ニュアンスとしてはしっとりではなくどちらかというと渇いた派手さという表現が適正かなといった印象です。
しかしながら広がり感は上位機種と比較するとない印象が鮮明になりました。
これについては上位機種と比較した場合のことで上位機種がわからなければこれでいいだろうといった感じになります。
※ちなみにホワイトノイズはこのアンプ使用時には発生していました。
スマホではありませんでした。
DAP SHANLING M3Xで4.4mmにリケーブルしてバランス接続にて聴いてみた
DACのエントリークラスにはなりますが、こちらもまたまた中華のDAC、SHANLING M3Xで聴いてみました。
上記機種(S.M.S.L M500 DAC)と同じ条件でハイレゾ級音質のMQAで試聴しました。
機種が違うので聴こえ方も変わってくるのですが、印象としてはまったく同じで広がり感、特に低音の広がりは感じられませんでした。しかし柔らかはあるので聴きやすさが抜群!
もちろんこれは上位機種と比較してのことでKZ ZSN PRO X単体としてみると
これでいいのでは!となります。
しかしながらDACやDAPに左右されず、KZ ZSN PRO Xのイヤホンの特性が出ているというのはKZ ZSN PRO Xが優れたイヤホンなのではないかという感じもしました。
その根拠として近頃、2,000円台の他のメーカーのイヤホンも試してみたのですが、こちらのイヤホンで試聴すると、逆にDACやDAPの特性が出て、DACやDAPはいい音質を出力してすごい!という印象になりました。
4.4mmリケーブルにはリーズナブルなTripowin Zonieを使用
ゲームに使用してみた
ゲーム、特にFPSゲームにおいて使用しました。
主に使用してみたゲーム
BFⅤ
APEX LEGENDS
FALL OUT 76
GTAⅤ
簡単簡潔に申し上げると、全く問題なくゲーミングイヤホンとして使用できました。
下記でも触れていますがマイクも使えるのでDiscordなどのボイスチャットとしても問題なく使えるレベルだと思います。
KZイヤホンのマイク性能
iPhoneのボイスレコーダーアプリにて録音してみました。
参考になれば幸いですが、このマイク形状から見て思いのほかKZのマイクは良質なものだと感じましたがいかがでしょうか?
KZ ZSN PRO Xのまとめ
最後にメリットデメリットを再度挙げつつまとめます
メリット | デメリット |
---|---|
なんといってもコスパが優れている 音質はいい感じのドンシャリ どんなデバイスで使用してもこもった音質にならない デザインもKZの中ではかなりかっこいい! もう1度いうとコスパに優れている | 当然ではあるがZAXやZASなど上位互換には及ばない 開封時の消毒のニオイがきつかった どんなガジェットにもありますが個体差がある確率が高い 値上げして3,000円台になってしまった(2022年10月) |
残念なところ
開封したとき、某ユーチューバーのマネというわけではないのですが、凄まじい匂いがしました。消毒のきつい感じのでした!
くへ〜・・・
以前の機種ではなかったので、機種によるものなのかな?と思いました。
また機種によるというところではKZのイヤホン全体にいえることなのですが、個体差があるということです。
わたしは基本エージング論者ではないのですが、イヤーピースを替えたりコードを替えたりしたら音質が変わりました。
接触の問題なのかどうかはわかりませんが、これでは記事にしても2,000円台なので酷評とはいきませんが、おすすめできる記事にはならなかったと思います。
いいところ 総称
冒頭で述べた
KZってどうなの?
中華イヤホンって大丈夫?
コスパの良い有線イヤホンないかな?
ゲームにも使えてマイクありでもマイクなしと同じ値段で買える!
に関してですが
KZのイヤホンは間違いなくポテンシャルがある!いや!ありすぎる!
しかし個体差もある!
欧米メーカーや日本の国産メーカーは信頼と実績があり、さらにアフターサービスにも充実しており、中華メーカーと比べてしまうと比べてしまうのもおかしなくらい差がありますが、とにかくもののポテンシャルがすごすぎます!
おそらく日本のメーカーがこのクラスのイヤホンを出したら何万もするかもしれないレベル差を感じました。
中華イヤホンや個体差を恐れなければ間違いなくコスパ最強クラスのイヤホンになります!
ゲーミングイヤホンとしても間違いなく良質で思いのほか、マイク性能もあると感じました。
2,000円台で気軽に買えるということでほんとにおすすめできるイヤホンになります!
重ね重ね個体差とイヤーピースが合わないなどのトラブルがまれにあれどもよき音質で聴きたい!
という方には最適なのではないでしょうか?
でもちょっと足せば手に入るKZ ZAXやKZ ZASはこれもまたかなりおすすめです!
またこの耳にかけるタイプのイヤホンを初めて使ってみたい!という方にもおすすめです!
はじめはなかなか装着に手こずりますからね!
おすすめばかりになりましたが、このコスパではなかなかおすすめできるイヤホンはそうそうないのではないでしょうか?
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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