こんにちわ!へたっぴベーシストのさいともと申します。
今回はKZ屈指の人気を誇るイヤホン、ZASとZAXについて徹底比較していきます。
検討の参考になれば幸いです。
KZといわず中華イヤホンの代表といっても過言ではありませんが最初に2機種の特徴について述べると
ZASは低音を強調した元気なサウンド
ZAXはバランス力のあるフラットでイヤモニ的なサウンド
となります。
しっかり音楽鑑賞するならZAS
長時間音楽に浸りたいならZAXといったところでしょうか?
写真を通したZASとZAXの外観デザイン雰囲気
ZASとZAXの仕様スペック比較
ZASとZAXの音質の特徴
ZASとZAXの筆者の評価
ほんとうに安定してよいイヤホンで個人としては思い出深いくらい気に入って使用しております!
徹底比較しつつくわしくみていきます!
KZ ZASとKZ ZAX デザイン特徴
イヤホン本体
ZAS 本体 スケルトン部 ノズル部 ケーブル差し込み部 サイズ感 重さ
ZAX 本体 スケルトン部 ノズル部 ケーブル差し込み部 サイズ感 重さ
仕様スペック比較・ドライバ展開・カラーバリエーション
仕様スペック | ZAS | ZAX |
---|---|---|
ブランド | KZ (中国) | KZ (中国) |
ドライバ | 7BA+1DD | 1DO+7BA |
重量 | 11±1g | 12.8g |
感度 | 109dB | 113dB/mW |
インピーダンス | 24Ω | 24Ω |
周波数 | 10-40000Hz | 10-40000Hz |
Pin Type | 2Pin 0.75㎜ | 2Pin 0.75㎜ |
ZASとZAXのそれぞれのくわしいレビュー記事
【KZ ZAS】中華の怪物イヤホンレビュー!
【KZ ZAX】中華なのに感動すら覚えた! 有線イヤホンレビュー!
ZASとZAXのドライバ展開
ZAS
イヤホンを鳴らす上での中心的なハウジング部に30019というドライバを設置
のこり6つのBAドライバ50024sを搭載
さらには豊かな低周波パワーを示すとされる10mmのデュアルマグネティックダイナミックを装備
ZAX
ZAXではイヤホンを鳴らす根幹の部分(高周波倍音)に30095
中高音域にBA 50024を4つ
中音域にBA 30019を2つ
10mm PEKスプリングダイヤフラムを装備
KZ ZAXとZASのカラーバリエーション
ZASはシルバーとブラックの2色だがシルバーというよりはホワイトという印象
ZAXは同じくシルバーとブラックの2色。シルバーはスケルトン部分がブルーと特徴的となる。
KZ ZASとKZ ZAXをあらゆるデバイスで音質比較
スマホで直挿しして試聴
スマホだとどうしてもDAPやDACのようにチップが搭載(されててもそれほどのものじゃなかったり)されてないということもあり、どうしてもDAPやDACのようなチップが搭載されているのと比較するとかなり差があるのですが、その分を補ってくれるのがこの2機種ともいえます。
DACやDAP、バランス接続と比較すると中音の厚さがやや足りない印象ですが、もう十分といえる音質でこれでいいや!という感覚さえ生まれます。
得意の低音はしっかりしている。
中音に分厚さがやや足りない
高音はしっかり刺さる感じ
ドンシャリの代表的な印象
スマホ直挿しでこの音質はベタ褒めにならざるをえない
とにかくバランスに優れて出るとこ出て引っ込むとこところは引っこんでる印象
ただ大音量で聞くと高音は刺さり、低音の迫力もあるが中音がおいてかれている印象
ZAXの魅力はまさにバランスとほんとにスマホ直挿しでこの2機種のいいところが存分に味わえるのがひとつの答えとなります。
とにかく聴いていて安心して音楽を楽しめます!
3.5mmアンバランス接続で標準ストリーミング音質試聴
スマホと比較すると中音がしっかり乗ってきて聴きやすくなる印象
やはり低音がしっかりしておりZAXと比較するとやや重さは感じる
あいかわらずバランスの良さは絶品だが、こちらも中音が乗ってきてなおいっそうスマホのと差を感じてしまう。
2機種ともスマホ直挿しでも満足な音質でしたが、DAPやDACを使用すると中音の違いがはっきりしてきて興味深かった。
しかしながら2機種の差があまり感じられなくなってもきた印象。
3.5mmアンバランス接続でハイレゾ品質で試聴
Amazon MusicにてUltlaHDにて試聴しましたがZASでもZAXでも感じたことは同じになりました。
同じに感じたことというのは音のバランス・迫力・1音1音の鮮明さが優れてると実感できること
とにかく音楽鑑賞のひとつの答えというかこれでいいと感じさせてくれます。
両機種にいえることですがこれがひとつの答えになります。
この音質で十分だろうと感じさせてくれます。
さらにこれより上の音質があるならということで4.4mmにリケーブルしてアンバランス接続ではなくバランス接続にして聴いてみます。
4.4mmバランス接続(リケーブル)で標準ストリーミング音質視聴
こちらもAmazon MusicにてUltlaHDにて試聴しましたがZASでもZAXでも感じたことは同じになります。
とにかく3.3mmケーブルと比べると音の太さが変わる印象
解像度に関してはあまり変わった印象はありませんが、音の太さによりはっきりしておりあやふやさが音に現れません
ZASとZAXにおいての差がスマホやDAPなどで普通に試聴した時と比べると差を感じなくなりました。
4.4mmバランス接続(リケーブル)でハイレゾ品質で視聴
いよいよわたしが聴けうる最強の試聴環境となりましたが、これ以上なにを求めるのか?といった印象の音質になります。
実際、ZASとZAXを購入してレビューしてからは他の機種をレビューする気分になかなかなることができずにいたのを覚えております。
解像度はまだまだ上には上がいる印象ですが、太さやパワー、バランスやコスパという観点からするとこの2機種に対抗できるイヤホンになかなか出会うことは難しい印象
ZASに関しては低音のよさそのままに最高の音質を届けてくれます。
ZAXに関しても何度も何度もいわせていただきますがバランスの良さに個人的にも好きな音のバランスになります
そして2機種にいえることなのですがしっかりすぎるほどに中音がしっかりしていること
これがバランス接続の凄みなのかと感心させられます。
満足満足♪おおいに満足
中華イヤホンを代表する2機種なのではないでしょうか。
FPSゲームでの使用した印象
なかなかFPSゲームを遊ぶ余裕もないのですが、がんばって戦ってみました!
個人的にはZAXのバランスの良さがFPSに向いてる印象
ゲーミングイヤホンとしての性能は著名な印象はありませんが絶対的におすすめできます!
MMORPGでもしっかり世界に入り込むことができるので良いかと思います!
KZ ZASとKZ ZAXの比較まとめ
音質10段階評価まとめ(スマホ直挿しの場合)
音質カテゴリー | ZAS | ZAX |
---|---|---|
低音 | 10 | 9 |
中音 | 8 | 7 |
高音 | 7 | 8 |
バランス | 7 | 9 |
解像度 | 7 | 8 |
分離感 | 8 | 9 |
音場 | 8 | 8 |
ボーカル | 8 | 8 |
演奏(楽器) | 8 | 7 |
総合 | 9 | 9 |
つまりこの数字で何が言いたいかというとZASは低音が素晴らしいパワーがあって信頼して使用できるイヤホン。
ZAXは全体としてのバランスにがありながらもしっかりパワーも感じることのできるイチオシのイヤホンというのがさいとも音ガジェブログでの結論となります。
ガチで音楽を聴きたい方の入り口となるイヤホン
コスパも含めたガチなイヤホンをお探しの方
たくさんの中華イヤホンで選ぶのにお悩みの方
イヤホンで音楽をガチで聴きたい方
有線イヤホンとしてゲームなどオールラウンドに使用したい方
ZASとZAX音の傾向
低音が強くてバランスもいい
イヤーピースが合わなかった(筆者の場合)
スマホ直挿しでも満足な音質
ドンシャリを好むの方におすすめ
2機種に言えることはパワーがあって解像度は上がいる印象だが不満にはならない
低音のしっかりした土台は納得の音質
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