
こんにちわ!さいともと申します。
今回はHidizs AP80PRO-XポータブルHiFiミュージックプレーヤーについてレビューします。
Hidizs AP80PRO-X 商品説明
ハイレゾやロスレス化したストリーミングサービスが多くなってきたので気軽に高音質を聴けるようなスマホ環境になってきました。
これをスマホで聴くにはポータブルDAPが必要になってきますが、この機能も持ちつつ。従来のSDカードなどに音楽を入れて聴くデジタルオーディオプレーヤーとしての役割も優れものになっています。
なので名称的にはハイレゾ音源対応DAPともいえます。
さらにはスマホからBluetooth接続によるストリーミングサービスなどの使用
2.5mmバランス接続の使用
さらには歩数計や電子ブックなど使用用途が多くあります。


2.5mmバランス接続で高解像度の音楽を堪能できる
Bluetooth接続によりスマホから音楽を聴くことができる
スマホとの有線接続により高音質のストリーミングサービスを楽しめる(Androidのみ確認)
自分でSDカードに好きな音楽を入れてミュージックプレーヤーとして楽しめる
おまけなのか歩数計や電子ブックもついている
単純にBluetooth接続というわけではなくLDACなどのコーデックも使用できるのでBluetoothでも高音質で音楽が聴ける





すこしかぶってしまいますがメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
バランス接続で高音質高解像度な音を体験できる Bluetooth機能により有線イヤホンをワイヤレス化できる ストリーミングサービスに頼ることなくお手持ちの音楽をSDカードに入れてミュージックプレーヤーとして楽しめる AndroidスマホのコーデックにLDACが備わっていればBluetooth接続でも高音質で音楽を楽しめる | iPhoneでは使えない面がある(くわしくレビュー) 機能面が多くて面倒 Bluetooth接続だと4.2バージョンだけあって遅延がけっこうある |
総評としてオーディオプレーヤーだけにとどまらず、Bluetoothでスマホからハイレゾ・ロスレスでストリーミングできるプレーヤーにもなり自慢の有線イヤホンを使用すれば高解像度・高音質でさらに楽しめる優れもの。
さらには2.5mmのバランス接続でアンバランス接続では味わえない粒の細かい音質を楽しめる。
しかしながら、iPhoneではその力を発揮しきれない面がある(スマホとの有線接続)
というのがわたしが使用してみた評価になりました。





公式の詳しい内容はこちらになります
スマホで気軽に高音質を楽しみたい方
バランス接続で粒の細かい音楽を堪能したい方
従来のSDカードによるミュージックプレーヤーとしても使用したい方
自慢の有線イヤホンをお持ちでポータブル的な使用もしてみたい方



詳しく見ていきます!
Hidizs AP80PRO-Xの開封・外観・付属品・重さ
箱


裏面





中華製品のほとんどは裏面が英語か中国語のみになりますが、日本語表記もあるのでポイント高くなりますね
開封


付属品


Type-Cケーブルx1
Type-CーType-C OTGケーブルx1
スクリーンプロテクターx2
保証書x1
取扱説明書x1
合格証
Hi-Resシール
本体
正面


側面






裏面


重さ


販売ページなどみてみると大きいイメージでしたが、コンパクトで持ち運びやすくカジュアルに使えるのがよいポイントかと感じました。
しかしながら重さを感じることはありませんでしたが、四角く角張っているため角を感じるのがややストレスに感じました。
あとは傷つきやすいので扱いには気をつけた方がいいかと思います。


Hidizs AP80PRO-Xの仕様・スペックと特長


仕様・スペック





見づらさ分かりづらさもあるかと思いますので要約的に表にしました。



まちがいがありましたらご指摘お願いします。
仕様・スペック | Hidizs AP80PRO-X |
---|---|
DACチップ | ES9219C×2 |
ディスプレイ | Samsung2.45インチ(480×360) 高解像度IPSタッチパネル |
ボディ材質 | アルミ合金CNC(ブルー グレー ブラック) |
リアカバー材質 | 立体ガラス |
メモリーカード 最大拡張値 | 512GB |
HiBy Music | HiBy OS 3.0 |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
USB端子 | USB-typeC 双方向USB DAC対応 |
コーデック | 送受信 SBC AAC apt-X LDAC UAT |
ハードウェアデコード DSD サポート | DSD64/128/256 |
PCM サポート | 384kHz/32ビット |
対応システム | MAC OS、iPad OS、Windows XP、Windows、Android |
シングルエンド/LO/バランスヘッドホン出力 | 3.5mm/LO出力ポート、2.5バランスポート |
工場出荷時設定へのリセット | 電源ボタンを長押ししてリセット |
3.5mm 定格出力電力 | 70mW+70mW@32Ω |
3.5mm 周波数特性(±3db) | 20~90kHz |
3.5mm THD+N特性 | 0.0015 |
3.5mm ダイナミックレンジ | 115dB |
3.5mm S/N比 | 119dB |
3.5mm チャネル分離/クロストーク除去 | 110dB |
2.5mmバランス接続 定格出力電力 | 190mW + 190mW@32Ω |
2.5mmバランス接続 周波数特性(±3db) | 20~90kHz |
2.5mmバランス接続 THD+N特性 | 0.0015 |
2.5mmバランス接続 ダイナミックレンジ | 116dB |
2.5mmバランス接続 S/N比 | 120dB |
2.5mmバランス接続 チャネル分離/クロストーク除去 | 117dB |
推奨ヘッドホンインピーダンス範囲 | 8~200Ω(推奨値) |
充電時間 | 約1時間 |
プレイタイム | 40 日間のスタンバイ (BAL で 6 ~ 8 時間、PO で 8 ~ 11 時間) |
寸法 | 61.2×54.5×13.8mm |
重量 | 72g |



かりつまんでの表になります。
詳しくは公式ページをご確認ください。
主な特長を公式HPから要約
詳しくは公式ページにもくわしく書かれていますが、要約としてここでも上げさせていただきます。


デュアル ESS9219C DAC チップを使用
+130dB SNR、+121dB DNR、-114dB THD+N、32 ビット 384kHz PCM、 アナログゲインコントロールで最大 2.0Vrms 出力をサポート
出力ノイズを低減


日本未実装ではありますがストリーミングサービスTIDALの最大の魅力はMQA音質になり、レコーディング時のすのままの音をて提供してくれます。
安心して聴くことのできるMQA音質を堪能できるのも魅力となります。
TIDALにかんするくわしい記事はこちらになります。




処理能力のたかさはこのHBC3000
ネイティブ DSD64/128/256 をサポート
デコード – データ処理 – オーディオ出力、すべての詳細が完璧に処理


Hidizs AP80PRO-Xの最大の魅力はこのコンパクトさと気軽に3つの主なリスニング状況を作り出せること
1 デジタルプレーヤーとして
2 スマホからBluetoothでストリーミング再生を楽しめる
3 アンバランス(3.5mm)接続だけでなくバランス接続(2.5mm)を楽しめる


さまざまなコーデックでストリーミングサービスを楽しめます。
iPhoneならAAC
AndroidスマホであればLDACおよびapt-Xとコーデックに不満はありません。
Bluetoothでも十分ハイレゾプレーヤーDAPとして活躍してくれます。
しかしながらBluetooth規格が4.2とやや古いのが懸念ですが、音楽を聴く分にはまだ大丈夫かなとは思います。



Bluetooth4.2の試聴には動画などでは遅延が多くてストレスかもです。


歩数計&電子ブック機能
ポータブルならではになりますが、ワークアウトや外出時にも使える機能も入っています。


Hidizs AP80PRO-Xの音質と使用環境
iPhoneを使用した場合


最初にお断りになってしまいますが、iPhoneでの使用はおすすめになりません。
Bluetooth接続でのストリーミング再生はコーデックがAACとなってお手持ちの有線イヤホンまたは2.5mmバランス接続をある種ワイヤレス化して使用することが可能になります。



これに関してはまったくもって満足して使用できるのですが…
しかしながらUSBを介しての有線接続ができませんでした。
Bluetoothのみの使用となってしまい、USBで高音質な音楽を楽しむことができないのは残念な点になります。



なのでBluetoothでもUSBによる有線でも使用できる、Androidスマホでの使用がおすすめになります。



この記事を見て使用できている方がいましたらぜひ教えてください!
Andoroidスマホを使用した場合


なんといっても有線での接続ではしっかり高音質で聴くことができ、Bluetooth接続ではLDAC接続が可能でこちらでも高音質でのリスニングが可能になります。



かえすがえすもiPhoneで使用できないのが悔やまれます。
Amazon Music UNLIMITEDやApple Music、日本ではまだ未実装ながらTIDALといった高音質で聴くことのできるストリーミングサービスをご利用であれば、ぜひこの組み合わせを試しすことをおすすめします。
イヤホンやヘッドホンなどでこだわって音楽を聴くとお金もかかるし沼にも陥りますが、これがちょっとガチに音楽を聴くためのひとつの到達点であるかとわたしは考えております。



ぜひ1音1音の音の良さ、強弱や緩急のついた演奏家の素晴らしい演奏や歌を楽しんでほしいです!
PC(Mac)で接続しての使用


PC(Macbook)でも簡単に接続して使用することができました。Apple製品でしたがiPhoneとは違ってUSB-typeCでの接続だったせいかうまく作動してくれました。
Hidizs AP80PRO-Xのまとめ





ここまでのおさらいになります。
2.5mmバランス接続で高解像度の音楽を堪能できる
Bluetooth接続によりスマホから音楽を聴くことができる
スマホとの有線接続により高音質のストリーミングサービスを楽しめる(Androidのみ確認)
自分でSDカードに好きな音楽を入れてミュージックプレーヤーとして楽しめる
おまけなのか歩数計や電子ブックもついている
メリット | デメリット |
---|---|
バランス接続で高音質高解像度な音を体験できる Bluetooth機能により有線イヤホンをワイヤレス化できる ストリーミングサービスに頼ることなくお手持ちの音楽をSDカードに入れてミュージックプレーヤーとして楽しめる AndroidスマホのコーデックにLDACが備わっていればBluetooth接続でも高音質で音楽を楽しめる | iPhoneでは使えない面がある(くわしくレビュー) 機能面が多くて面倒 Bluetooth接続だと4.2バージョンだけあって遅延がけっこうある |





スマホでの使用はiPhoneよりもAndroidスマホでの使用がおすすめになります。



最後に2.5mmのバランス接続の機能があるので、おすすめケーブルを紹介しておきます。







また同メーカーのHIDIZSの他のガジェットも記事にしていますのでよかったらみていってください!
HIDIZSフラッグシップモデル有線イヤホン Hidizs MD4


HIDIZSポータブルハイレゾDACドングル HIDIZS S3 PRO





最後まで読んでいただきありがとうございました。
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