横山光輝 三国志 1巻
潮出版社 希望コミックスより
はじまり

三国志の主人公、劉備玄徳
彼は文明が起きたとされる黄河を眺めてるところからこの広大な物語が始まる
あらすじ


こんにちわ!さといもと申します!



横山光輝さんが15年で60巻まで描いた「三国志」を見ながら三国志について思いを馳せる記事になります!



よろしくお願いします!



内容は漫画を読めばわかるので、多くは語りませんが軽くあらすじを!
母のために当時貴重なお茶を買うために黄河を運行する商船を待つ劉備
無事買えたが、当時横行していた黄巾賊に襲われる。
僧や張飛に助けられた劉備は無事母にお茶を渡す。
しかし母は何よりも大事な家宝の剣を命を助けられた張飛にあげてしまった劉備に説教する
一方、劉備と出会った張飛は彼の高貴さに心惹かれ、自分が仕うべき主君を見出したことを義兄弟の関羽へ伝えにゆく
そしてこの3人が出会い、主従関係は劉備自身が実績を積んでからということになり、桃園の誓い(義兄弟の契り)を結ぶ
商人の力添えもあり、黄巾賊を、打倒する劉備を先頭とした義勇軍が結成される


キーワード 黄巾の乱 後漢末期 桃園の誓い


- 黄巾の乱
- 後漢末期 をwikiより引用
- 桃園の誓い
黄巾の乱と後漢
黄巾の乱は、中国後漢末期の西暦184年(中平元年)に太平道の教祖張角を指導者とする太平道の信者が各地で起こした中国史上初の組織的農民反乱である[2]。目印として黄巾と呼ばれる黄色い頭巾を頭に巻いた事から、この名称がついた。また、小説『三国志演義』では反乱軍を黄巾“賊”と呼称している。後漢の衰退を招き、三国時代に移る一つの契機となった。
後漢は、中国の古代王朝。漢王朝の皇族劉秀(光武帝)が、王莽に滅ぼされた漢を再興して立てた。都は洛陽(当時は雒陽と称した。ただし後漢最末期には長安・許昌へと遷都)。五代の後漢(こうかん)と区別するため、中国では東漢と言う(この場合、長安に都した前漢を西漢という)。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』黄巾の乱 後漢



農民の反乱だったんですね!



農民がやたらめった国家に対して反乱するなんて



後漢の政府はなにをしたのかしら?



ここから物語を追っていけばわかるかな?
後漢末期
皇帝の権力を利用できる宦官と外戚による権力争い、それに儒教の振興による地方豪族出身の知識人官僚の反抗が展開された。政局の混乱に耐えかねて民衆叛乱が頻発するようになっても、地方軍備の欠如が裏目に出て為すすべがなかった。
光武帝と第2代明帝を除いた全ての皇帝が20歳未満で即位しており、中には生後100日で即位した皇帝もいた。このような若い皇帝に代わって政治を取っていたのは豪族、特に外戚であった。第4代和帝以降から、外戚は権勢を振るうことになった。宦官の協力を得た第11代桓帝が梁冀を誅殺してからは、今度は宦官が権力を握るようになった。宦官に対抗した清流派士大夫もいたが、逆に党錮の禁に遭った。
外戚、宦官を問わずにこの時期の政治は極端な賄賂政治であり、官僚が出世するには上に賄賂を贈ることが一番の早道だった。その賄賂の出所は民衆からの搾取であり、当然の結果として反乱が続発した。その中でも最たる物が184年の張角を首領とした黄巾の乱であり、全国に反乱は飛び火し、実質的支配者であった10人の大宦官(十常侍)はその多くが殺され、混乱に乗じて董卓が首都洛陽を支配し少帝弁を廃位して殺害、この時点で後漢は事実上、統治機能を喪失した。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』後漢の歴史 より



この世の地獄ですね💦



これをみると滅びるべくして滅びますね💦



黄巾の乱は乱なのでしょうが、なにが正義かわからなくなります💦
桃園の誓い
桃園の誓い(とうえんのちかい)は、桃園結義(とうえんけつぎ)とも称され、『三国志演義』などの序盤に登場する劉備・関羽・張飛の3人が、宴会にて義兄弟(長兄・劉備、次兄・関羽、弟・張飛)となる誓いを結び、生死を共にする宣言を行ったという逸話のことである。
これは正史の『三国志』にない逸話であって創作上の話であるとされており、劉備が2人に兄弟のような恩愛をかけ、関羽・張飛は常に劉備の左右に侍して護り、蜀漢建国に際して大いに功績があった、という史実に基づいて作られた逸話である。
桃園の誓い Wikiより



物語の序盤にしてすばらしい逸話ですね!



関羽と張飛の強さと人間性がこの物語を興味深いものにさせています!



横山光輝『三国志』は三国志演義、とくに吉川英治「三国志」をもとに描かれています!
横山光輝の代表作の一つ。吉川英治の小説『三国志』(以下、吉川三国志)を基調に独自の解釈等を織り交ぜて描かれた作品。「吉川三国志」が諸葛亮の死で終わっている(篇外余録で晋による天下統一までが解説される)のに対し、本作は蜀が滅亡するまでを全60巻で描いている。
三国志を描いた漫画の先駆にして、黄巾の乱に始まり蜀の滅亡までを描ききった長大な作品である。この作品によって横山光輝は1991年、第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。
三国志(横山光輝の漫画) wikiより



また演義と正史についても少しばかりの記事にしました!



よろしければ見ていってください!


ピックアップ人物伝 張飛翼徳





まずは主人公の劉備だろう!
とお叱りを受けそうですが、ここはかれの猛進がなければ、劉備は立ち上がらなかったかもしれないという思いから、張飛をあえてピックアップします。
後漢末の群雄の1人である劉備の挙兵に当初から付き従った人物で、その人並み外れた勇猛さは下述の通り中原に轟いた。その武勇は後世にも称えられ、小説『三国志演義』を始めとした創作作品でも多くの脚色を加えて取り上げられており、現在でも中国や日本を中心にその人柄を大いに親しまれている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』張飛 より



実際はほんとに強かったのかな?
程昱らから 張飛の勇猛さは関羽に次ぐ。 1人で1万人の兵に匹敵する。
郭嘉も 張飛・関羽は共に1万の兵に匹敵 劉備のために死を以って働いている。
董昭 関羽・張飛は劉備の羽翼であり恐れるべきである。
劉曄 関羽と張飛の武勇は三軍の筆頭である。
周瑜 張飛と関羽を従えれば大事業も成せる
自勢力でのプロパガンダ的に評価するのはともかく、敵対勢力に評価され恐れられてる記述があるというのは信憑性という名のロマンを感じます!



戦場においての関羽・張飛というのは鬼ほどの強さだったんでしょうね!



お酒で負けることもありましたが、おおよその戦において輝かしい戦果もあげていますし!



単なる猪武者ではないですね!
もう一つ気になるので引用・・・・
建安5年(200年)、薪を伐採していた夏侯覇の13-14歳の従妹を、張飛は捕えて妻とした。後に女児を産んだ。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』張飛 より
また他のテレビドラマやマンガ、アニメでは比較的ガタイのいい、ラガーマンのようなイメージの張飛像ですが、横山三国志は関羽と同様、背の高い大男という描かれ方
彼の猪突猛進さはこの物語の醍醐味とも言えるもので、読者としては残虐さを持ち合わせつつも心地良い無邪気さを感じます。
革命や動乱の物語を描く上で、必ずこうした張飛のような存在は不可欠です。
先に残虐さを持ち合わせつつと述べましたが、正史においては
三国志を著した陳寿は、蜀志「関張馬黄趙伝」の張飛伝の最後に張飛と関羽の人物評を併せて載せ、このように括っている。
関羽・張飛の二人は、一騎で万の敵に対する武勇があると賞賛され、一世を風靡する剛勇の持ち主であった。関羽は顔良を斬ることで曹操に恩返しを果たして去り、張飛は厳顔の義心に感じ入ってその縄目を解き、両者並んで国士と呼ぶに相応しい気風を備えていた。しかし、関羽は剛毅が行きすぎて傲慢であり、張飛は乱暴で部下に恩愛をかける配慮が無く、これらの短所が仇となって、敢え無く最期を遂げることとなった。理数の常(=道理からして当然)である。(「關羽 張飛皆稱萬人之敵 為世虎臣 羽報效曹公 飛義釋嚴顔 並有國士之風 然羽剛而自矜 飛暴而無恩 以短敢敗 理數之常也」『蜀志巻六・関張馬黄趙伝[22]』)。
陳舜臣はこれを、関羽も張飛も、共に低い身分から士大夫に出世したが、関羽の場合は今や同じ身分となった士大夫に対しての傲慢な振る舞いとなり、張飛の場合は士大夫に出世したことを喜んで同じ身分の者には敬意を払ったが、下の者に対して傲慢になるという正反対の行動になったと解釈している。
張飛 wikiより





知力30では戦場はわたっていけませんね!
トピック ナムコ 三国志 中原の覇者
『三国志 中原の覇者』(さんごくし ちゅうげんのはしゃ)は、1988年7月29日にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第42弾。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』三國志 中原の覇者 より



私事ながら、三国志との出会いはこのゲームからでした!
当時、記憶があいまいですが、友人がやってるのをみて、自分も何もわからぬまま、孫権をとって天下統一を目指してやったのを覚えています。そして何よりやりやすくて楽しかった思い出があります!
そしてシュミレーションゲームをはじめてしたのもこのゲームかもしれない!
三国志を知る上でもシュミレーションゲームを知る上でもほんとにバランスのとれた初心者向けのゲームでした!
まとめ


ここでは劉備の実直さ
張飛の猛進さ、そして関羽の知性が垣間見られた、最初の1巻にふさわしい内容でした
こうして大人になって読んでも物語の構成が当時のものながらすばらしいと思いました。
2巻以降どうなっていくのかという期待を抱かせてくれました。


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